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支援先について
投稿者:WDRAC 広報チーム
WDRAC(ワドラック)のアンサングヒーローズ④ パトリッチア・クドー
難民たちに笑顔と生活を届ける パトリッチア・クドー
パトリッチアはルーマニアとウクライナの国境にあるクルジュ=ナポカで難民支援を行っているルーマニア人の女性です。彼女が代表を務めるNGO団体(Notorious Learning Projects)では避難してきた人たちが必要とする物資の収集、一時滞在場所探し、生活の基盤作りといった活動をしています。
少女と楽しそうに笑うパトリッチア
パトリッチアの毎日は大忙し。避難してきたウクライナ人に渡している物資はクルジュのウクライナ支援団体から寄付して貰っていますが、その調達は彼女がやっています。朝、支援団体に行き受け取った物資を車に詰め込んで事務所に運び、その物資を仕分けして、必要な人たちに分けていくのです。
また、パトリッチアはロシア語が話せるので難民たちの通訳もやっており、避難してきたウクライナ人たちの滞在場所を探して手配するなど、スケジュールはとにかくタイト。作業の合間にも、避難してきた人たちからの電話がかかってくるといった状態です。
トランクに詰め込まれた物資
時には物資の調達・受け渡しだけではなく避難してきた人たちの滞在場所を探して手配することもあるというパトリッチア。それだけでなく、最近は新しく構えた事務所のDIYも行っているんだとか。(2022年5月24日現在)床の張り替えなどウクライナの人たちにも手伝ってもらいながら内装工事を進めているそうです。
事務所の完成後についても
「この場所を有効活用して継続的に資金を得られるような仕組みをつくりたい。」
と話してくれるなどとにかくバイタリティにあふれています。
いつも笑顔を絶やさないパトリッチア
SNSにアップされている彼女の写真はいつも笑顔です。大量の物資を運ぶ車内でも、ウクライナの人と話しているときでもいつも笑顔。
そんな彼女の支援を受けたウクライナ人女性は
「歓迎されているというのを感じる。孤独ではない、という気持ちになれて嬉しい。」
と話してくれました。
物資運送中も笑顔のパトリッチア
時にはみんなでZumbaを踊ったり仲間の誕生日をお祝いしたり、と大変な生活の中でも避難してきた人たちが自然と笑みがこぼれてきそうな活動を続けています。
Zumbaをする様子
周りを笑顔にできる優しくてパワフルなパトリッチア。彼女がこれからも安心して活動を続けられるように、WDRAC(ワドラック)はサポートしていきます。
パトリッチアを支援するクラウドファンディング実施中!
12/9(金)より、WDRACではパトリッチアの活動を支援するクラウドファンディングを行ないます。
WDRAC全体でもご寄付は募っておりますが、以下よりお手続きいただいた分につきましては、すべてパトリッチアの活動資金としてNLP支援センターへ寄付いたします。
パトリッチアへのご支援、よろしくお願いいたします。