お知らせ

クラウドファンディング

投稿者:WDRAC 広報チーム

【終了】パトリッチアを支援するクラウドファンディング ~優しさのあるおうち 「ドブラ ハタ」をサポートするプロジェクト発足

こちらのプロジェクトは7月15日で終了いたしました。
たくさんの方のご支援・ご協力、本当にありがとうございました。

今回のプロジェクトで集まったご支援に関する報告はこちらです。

ぜひご覧ください。

WDRAC(ワドラック)では6月28日〜7月15日までの期間で独自のクラウドファンディングを行うことにいたしました。
これまで行っていた寄付体系とは異なり、特定のアンサングヒーローに宛てた寄付になります

今すぐ支援する

クラウドファンディングを始めた背景

アンサングヒーローのひとりであるルーマニアのパトリッチア・クドーさんは自身のNGO団体Notorious Learning Project(以後NLP)でウクライナから避難してきた人たちの支援を行っています。

少女と楽しそうに笑うパトリッチア

これまでパトリッチアは避難してきた人の食料や住居といった生活基盤のサポートを行ってきましたが、今後は心のケア(セラピー)や子供たちの学習のサポートにも注力していきたいと考えています。
また、NLPのセンターも移転し目的に沿ってフロアをわける事ができるよう、避難してきた人たちが安心して利用できるように日々改装を行っています。

NLPでは、物資の寄付などを含め、WDRAC以外からもサポートを受けながら支援活動を行っています。ですが、多くの寄付は使途が決まっており、家賃や、彼女がその時必要だと思うことに自由に使えるわけではありません。

WDRACは、パトリッチアが現場で必要を感じている支援にタイムリーに専念できるよう、クラウドファンディングを行うことにいたしました。

ちなみに、タイトルにもある「Dobra Hata(ドブラ ハタ)」とは、ウクライナ語で「やさしさのある家」という意味です。NLPの存在は、避難してきた人たちにとって「家にいるようなホッとする場所」でもあるようです。

このことについては、パトリッチアの友人で、WDRACの活動にも関わられている山﨑恵さんがこちらの記事で紹介してくれています。ぜひご一読ください。

 

新しいNLPセンター新しいNLPセンター

床を張り替える様子センター改装工事中(床を張り替える様子)

センター改装工事中(庭の整備)センター改装工事中(庭の整備)

クラウドファンディングの目標と期間

今回のクラウドファンディングでは次のようなゴールを設定しています。

期間:6月28日(月)~7月15日(金)

目標金額:280万円

リターン:パトリッチアのメッセージが入ったサンクスメール

250万円はNLPセンターの家賃をはじめ、子どもたちの心のケアをするセラピストや教育ボランティアの手当などの支援資金に活用されます。

1ヶ月に必要な支援額

  1. センター家賃:2200€/月
  2. 光熱費:400€/月
  3. セラピストや教育ボランティア雇用費:400€/月
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    計:3000€/月

この支援活動を安定して続けるために今回は6ヶ月分の活動費用をクラウドファンディングのゴールに設定いたしました。

3000€×6ヶ月 = 18000€
日本円にして約280万円*になります。
*為替換算・手数料を含む

 

支援はこちらから

クラウドファウンディングは終了しました。

ご支援いただいた皆様ありがとうございました。
団体への継続寄付はクラウドファウンディングとは別に受け付けております。

通常の団体支援のページへ

支援総額:1,500,165円

延べ支援者数:136人

目標額の53.58%達成

いただいたご寄付は、パトリッチアの活動支援金として皆様の思いとともに送金させていただきます。

ただ、現地の状況は日に日に変動しています。万が一、戦災の拡大によりパトリッチアの活動の継続が困難になる、など、パトリッチアへの送金が止むを得ず難しくなった場合には、受領した支援金は、WDRACが支援する他のアンサングヒーローへの支援金に充てるなどの処理をさせていただく可能性があることを予めご了承いただければ幸いです。

これからの活動について

パトリッチアとのzoommeetingオンラインMTGの様子

定期的におこなっているオンラインの打ち合わせで現地の様子を詳しく話してくれるパトリッチア。

子供たちは表面上は明るくふるまっているものの、ふとした時に取り乱してしまったり癇癪を抑えられなかったりすることがあるそう。
そういったときに、彼女は心のケアや子供たちの教育の場の必要性を感じているようです。

生活面はもちろんのこと避難してきた人たちが精神面でも衛生的に過ごしていけるようにサポートしていきたいと話してくれました。

センターの様子(屋外)

センターを訪れた子供が描いた絵