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お知らせ
投稿者:長尾彰
2024年頭のご挨拶
年の始まりを能登半島での地震という大きな災害で迎えました。
少しでも早く、一人ひとりの生活が元の平穏を取り戻せるよう、被災された全ての方々に、心よりお見舞い申し上げます。
新しい年を迎えても、世界各地で続く戦争と紛争は収束の兆しがありません。
無辜の人々が苦しむ姿は私たちの心を重くしています。
だからといって無力感にとらわれるのではなく、自然災害や戦災に遭い今もなお困難な生活を強いられている方々に寄り添えるように、それぞれのできることを地道に進めていきたいと思います。
私たちの活動は、皆様のご支援があって初めて可能となります。
現地で支援活動を続けるアンサングヒーローたちは、皆様からのご寄付、ボランティアとしての時間、そして広めていただく声を通じて、絶え間なく力を得ています。
最後に、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、Loren Eiseleyの短編集The Star Throwerの一節をご紹介します。
男が浜辺を歩いていると、打ち上げられたヒトデを海に投げ入れている少年がいた。
ヒトデは浜辺を埋め尽くすほどの数だった。
男は少年にこう尋ねた。
「1つずつ投げていても、何も変わらないのではないかね?」
すると少年はヒトデを手に取り、こう答えた。
「こいつにとっては大きな変化さ。」
この一年も、この活動を続けるために皆様からの引き続きのご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。
一般社団法人戦災復興支援センター
代表理事
長尾彰