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メンバーズファイル
投稿者:WDRAC 広報チーム
メンバーズファイルVol.1-② WDRAC(ワドラック)の代表理事 あきら
この連載はわれわれWDRAC(ワドラック)のメンバーがどんな人なのか、紹介するコーナーです。
その名も「メンバーズファイル」。
記念すべき初回はWDRACの代表理事・長尾彰(通称:あきら)です。
あきらについては、全3回に分けてお届けします。
こちらは、第2回目です。
まだの方は、ぜひ第1回目から読んでみてください。
メンバーズファイル・あきら①はこちら。
Q2 今WDRAC(ワドラック)で何をしている?
僕は、
①支援者とのコミュニケーション
②メンバーとのコミュニケーション
③組織(法人)の維持・継続、理念の実現に向けた様々
を行っています。
支援者には、過度に感情移入をしない。
支援者とのコミュニケーションでは、「過度に感情移入をしない」ことを気を付けています。
支援者は日々現場で「怒り」「悲しみ」を強く感じています。
その気持ちはしっかりと受け止めます。
だけど、同調はしないように気を付けています。
自分が冷静でいることが、支援者を冷静に戻すことに役立つと思っています。
もう一つ、支援者の悲しみを癒すことができるようなコミュニケーションを心掛けています。
支援者はとても大きなストレスの中で生活をしており、とても不安定な状況にいると感じています。
僕とのコミュニケーションで支援者の行動が変わるかもしれない。
なので、支援者が武器を取らずにいられるように、冷静を保てるように、そんなコミュニケーションを心掛けています。
すごく大変なこともある、でもだからこそできることもある。
支援者には同い年の人たちもいる。同じ年にご縁を感じています。
団体として、たくさんの支援者を支援する枠組みを作ることも大切かもしれない。
でも、まずは一人、一人をしっかり支援したい。
これは、自分自身の年齢的なものがあるのかもしれません。
40半ばを過ぎると、世の中一人で生きているわけではないということが分かってきます。
社会は相互で補完されているのだと。
40半ばで「何者かになりたい」欲求が減ってくる。
日々の暮らしをじっくり味わいながら、旅情にかられながら生きていくのが良いと思えてくる。
のんびりいこう。
目の前の幸せを大切にしたい。
テストステロン(男性ホルモンの一種)の影響ではないか。加齢に伴い減ることで、他者に対しての攻撃性が減っていく。
そのステージになってきたのかな。
だからこそ、今のWDRACの活動がある。
もう少し若いころの自分だったら、もう少し「攻撃的」であったかもしれない。
強く理解を求める、訴えかける行動をとったかもしれない。
今は「無理がない」が大切に想える、その感覚がサイモン、オレッグと同じような気がする。
パトリッチアもそんな世代ではないかなぁ。支援者と物事に取り組む、ペースや波長が合う。
きっと年齢が異なっていたら、もう少し異なる活動であったと思います。
WDRACの活動事態も無理せずにすることがデフォルトになっている。
それがいい。
支援者とコミュニケーションをとるあきら
メンバーには、自分で決めて行動してほしい。
メンバー1人1人の自発性、ボランティアを大切にしたい。
1人ひとりの「やりたい」を尊重したい。
そのため、指示や命令にならないようなコミュニケーションを心掛けている。
メンバーのやりたいことを阻害しない関わり方に気を付けている。
それは、人によっては頼りなく映るかもしれない。不安、不満につながっているかもしれない。指示を期待されているのを感じることもある。
、、、でも、ぐっとこらえて、自分で決めて行動してほしいと思っている。
「代表からの指示」では、この活動は長続きしないと考えている。
「こっちに向かって歩いてね」という仕組みづくり。
とはいえ、WDRACとしてやるべきこともあります。
その場合には、先回りして仕組みを作ってしまう。
その仕組みを使って、皆が活動できるようにしています。
もしくは、「次のゴールはこれ!」を設定します。
そして、「こっちに向かって、各々でいいように歩いてね。」とメッセージを送ります。
まだまだ、団体として発足して間がなく、お互いを十分に知らない状況です。
「慌てない」も大きなポイントだとかんじています。
「慌てないで走る(急ぐ)。」まるで避難訓練のように。
慌てず、急いで、確実に実現できるよう日々活動しています。
Q3 今後は何をしていきたい?
今後やりたいことは大きく3つ。
①WDRACに関わる人が3000人の「コミュニティ」として活動ができるようにしたい。
②細く、長く、小さく、無理なく続けられる仕組みや構造を作りたい。
③支援したことを記録に残したい。
助けたい人と、助けたい人を助けたい人のコミュニティ。
3000人の村を作りたいと思っています。
世界中の人と繋がっていて、「助けたい人」と「助けたい人を助けたい人」の村があるといいなと思います。人は入れ替わり、立ち替わりでOK。3000人というのは人が居心地の良い単位のようです。
参考) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000034668.html
世界中に戦争で困った人たちを助ける人がいる。
そして助けたい人を助けたい人がいる。
その繋がりがあるコミュニティが作れたらいいなぁと思います。
コミュニティが大きくなったら、小さく分けて、地域性が出てくるのも良いなと思います。
細く、長く、小さくがやはり、無理がなくて良いですね。
「ちょっと手伝う」っていう感覚で関われる、そんな仕組みが、構造が作られたらと思います。
そして、いつかその軌跡を記録に残しておきたいです。
記録というのは、本かもしれないし、映像、ドキュメンタリーかもしれません。
人は忘れてしまうので、「残す」ことは大切だと思うのです。
いつか、誰かの参考になるかもしれないと。
WDRACの活動も最初の始まりは一人だったんだけど…ということを残したいです。
「一人でも大丈夫」を、そのメッセージが必要な誰かに届くように残しておいて、「一人でも大丈夫」と思って行動するきっかけになればと思います。
(あきら③につづく)
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