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支援先について
投稿者:WDRAC 広報チーム
メディカにあるサイモンたちのベースってどんな場所?
アンサングヒーロー・サイモンが、ウクライナとポーランドの国境にある街・メディカに作ったベース。
ウクライナから避難してくる人たちを現地で直接的に支援しているボランティアたちが滞在できる場所で、WDRAC(ワドラック)からの寄付が、このベースを作るための資金の一部として使われました。
ウクライナへの軍事侵攻が始まった当初、メディカはウクライナから国外へ避難する人たちで溢れかえっており、彼らの力になりたい、と集まったボランティアが数多くいました。
そこで、サイモンはそんなボランティアたちが活動しやすいよう、彼らの宿泊場所として、この施設を整えました。
避難民たちの動きはいったん落ち着いたものの、長期化する避難生活などの理由から、今度は国外へ出ていった人たちがウクライナ国内へ戻るため、再びメディカに集まっているそうです。
一方、ウクライナ国内では相変わらず物資が不足している状況が続いており、それを知ったサイモンは、6月より、この施設を物資を運ぶ経由地・物資の保管場所としても活用しながら、ウクライナ国内への直接的な支援を始めています。
そんなサイモンの活動を語るのに欠かせないベースとは、一体どんなところなのか?
今回の記事でご紹介します。
メインのガレージに通じるドア。
最初廃材だらけでごちゃごちゃだったものを、みんなで整理したんだそう。
来た人たちが安全に滞在が出来てコミュニケーションをとれること、を大切にして作ったこの施設。大まかなデザインはイギリスのデザイナーが担当し、そのデザインをもとにベッドなどを作ったそう。
サイモンいわく、「彼がいなければできなかった」とのこと。
奥に行くとトイレルームが。
イギリスのとある会社がトイレやシャワー・洗面台を寄付してくれ、無料で取り付けをしてくれたんだそう。ここに滞在している人は誰でも無料で使える、とのこと。
多くの人たちが協力してくれたそうで、拠点にある物のほとんどが寄付によるもの。リビングにある洗濯機・乾燥機・冷蔵庫なども全て寄付で賄うことが出来たんだそう。
WDRACをはじめ、全ての人たちに本当に感謝している、と話してくれました。
サイモンがリポートする詳しいベースの動画はこちら。
この場所を拠点として、サイモンと仲間たちは日々の活動に励んでおり、現在行われているクラウドファンディングにご支援いただいた寄付の一部も、この拠点の家賃として使われる予定です。
寄付について
WDRACでは、みなさまからのご寄付を募っています。
いただいたご寄付は、彼らのニーズに応じて、支援活動の資金として送金いたします。
ぜひ、彼らの活動を支援し、ともに見守っていただけたら幸いです。
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