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メンバーズファイル
投稿者:WDRAC 広報チーム
メンバーズファイルVol.4 お母さんとしての関わりかた ~鈴木千里さん
このメンバーズファイルでは、
「WDRAC(ワドラック)のメンバーってどんな人?」
を紹介していきます。
WDRACに関わる人たちは、年齢も職業も、生活スタイルも様々ですが、「WDRACの中の人」を知ってもらい、親しみを持ってもらえたら。
そして、
「自分も何か関わってみようかな・・」
と思っている人の背中を押せたら。。
そんな気持ちを込めてお届けしますので、ぜひ読んでみてください。
公私ともに子どもとかかわるお母さん
今回は、コミュニケーションチームで活動する鈴木千里さん(すずき・ちさとさん/以下:ちーさん)を紹介します。
旦那さんとお子さんと3人家族のちーさん、旦那さんは単身のため、普段は小学校2年生の息子さんと長野県で2人暮らしをしています。
そしてお仕事では、学童のスタッフや不登校支援、子供向けのプログラミング教室の講師など、いずれも子供に関わるもので、その他にも、ママと子供に関わるボランティアなども行っているそうです。
普段は母1人で子育てをしつつ、仕事やボランティアでも子供と関わることが多いちーさん。
それだけでも十分忙しそうですが、そんなちーさんが、日々の暮らしの中でWDRACとどのように関わり、活動しているのかを聞いてみました。
WDRACの活動に参加したきっかけ・理由を教えてください。
WDRACを知ったきっかけは、パパ友がfacebookに載せていたことでした。
もともと、
「子どもが大人になるころには平和な世の中になるといいなあ・・」
と普段から考えていたので、今回の戦争にも関心がありました。
仕事柄、現地のお母さんと子供たちのことが気になるのですが・・支援と言っても自分で何かをするというのは難しいので、今まではユニセフなどの団体に寄付したりしていました。
でも、身近なところで、活動という形で、行動を起こしてくれた方がいたので、
「これはもう参加するしかないな」
と思い、参加しました。
WDRACで今のコミュニケーションチームに入っていくまでの経緯はどのようなものでしたか?
まずWDRACのfacebookグループに入り、そこからワークスペースとしてのSlack*があるということを知りました。Slackはもともと使い慣れていたので、そのままハードルなく入りました。
ちょうど、職場が変わるタイミングで時間もあったので、「何かできることがありそうだな。」という思いもありました。
*Slack…ビジネス向けのチャットツール。WDRACの活動はこのSlackを活用しており、内容ごとにチームを分け、メンバー同士でチャットのようなやりとりをしながら日々、物事を進めています。
ープログラミング教室の講師もされているとのことですが、具体的にオンラインでやれるスキルがあって「できることがありそう」と思った、ということですか?
オンラインでできることもありましたが、特にこれをやろう、というよりは、チラシ配りでもなんでも、自分ができることがあればやろうと思っていました。
ちょうどSlackに入ったタイミングで、求人があがっていて、できそうだと思ったので手を上げました。会議の動画などをグループの人向けに共有する仕事で、「内容的にはコミュニケーションチームかな」と思い、そのまま入らせてもらった感じです。
コミュニケーションチームのミーティングのようす。画面や音声はオフにして、「聞くだけ」の参加の人もいます。
WDRACの活動では具体的にどんなことをしていますか?
facebookグループで毎週の定例会のイベント立て、定例後の議事録・動画をアップして共有する作業をしています。
あとはWDRAC内で求人が出たらグループにお知らせしたりなど、主にグループメンバーに向けてのお知らせを回しています。
入ったばかりの頃は、ちょうど立ち上げのときでWDRAC自体もわーっと忙しい感じもあって、毎朝仕事前にチェックしたりしていました。
でも、今は落ち着いてきた感じもあるので、ルーティンの仕事を回しつつ、チームの動きなどの情報は取れるときに取っています。
みんなも「無理せずに」って声をかけてくれるし、無理なくやれています。
でも、その中でルーティンの仕事があると、関心を寄せ続けることができるのでいいなと思っています。だから、それぞれがWDRACの活動でルーティーンでやることがあるといいなと思っています。
WDRACに入ってよかったことは何ですか?
同じ気持ちで活動されているみなさんと出会えたことです。
あとは、現地の情報がリアルタイムで入ってくること。
正直、ニュースなどは精神衛生上、あまり見ていないのですが、顔の見える人の情報はスッと入るのでありがたいです。
WDRACに入っていなかったら、残虐なニュースにお腹いっぱいになって、気持ちは離れていたかも知れないな、とも思います。
―確かにそれはありますね。お子さんと戦争について話すこととかはあるんでしょうか?
普段から話をする、というのはないですね。
学校のサークルでウクライナでの戦争のことを取り上げたみたいで、
「ウクライナの場所を知りたい」
と質問され、そのときに少し話をしました。
どこまでリアリティを持って分かっているのかはわからないけど、でも「ちゃんと地図の上にある国で起こっている。」ということを知ったことは、子供にとって、何かしら印象的なことだったんじゃないかと思います。
でも、子供は、親が興味関心をもってやっている姿を見ているなと感じます。
だからきっと、うちの子は募金とかにも関心があるんじゃないかなと感じていて。そういう意味では、今自分がやっていることも、未来に繋がっているなあと思います。
ちーさんとご家族
今後WDRACでやっていきたいこと、こうなったらいいなあと思うことはありますか?
WDRACでは、素晴らしいメンバーが想いをもってやっているのがわかるので、もっと知ってもらって、たくさんの人に、実際に寄付したり、行動できる仲間になってもらいたいなと思います。
また、この活動をきっかけに、誰かが困ったとき、地域間での助け合いもできるんじゃないか、とも思っていて、そういう仲間が全国にできるというのは魅力だと思います。
ー子供と関わるお仕事やお母さんという立ち位置から、「こういうことがやれたら」と思うことはありますか?
そうですね。お母さんだからこそできる仕事とか、動ける時間帯というのもあると思います。昼間に雑談タイムとかを作ってみてもいいのかも、とかは思います。
あとは、パトリッチアもお母さんだし、現地(ルーマニア)と日本の子供と繋がって一緒にできることがあるといいな、と思います。
子育てしながらのお父さん、お母さんの参加も大歓迎です。
WDRACには、ちーさん以外にも、子育てママ(パパ)として活動に関わってくれている人はたくさんいます。
「子育て中だから大変」というよりは、むしろ、子育てをしながらでも支援できる方法があったこと、色んな人と繋がれたこと、そして「戦災のことについて一緒に考える仲間や機会ができた」という、プラスの面もありそうです。
そして、できることをやっていこう、という気持ちでそれぞれがやっているからこそ、
「仕事が忙しくて今週は・・」
という理由と同じように
「子供の寝かしつけがあるのでごめんなさい!」
という事情も、WDRACでは優しく受け止めてもらえます。
ぜひ、「自分にもできることがあるかも」と感じた方は、まずはfbのグループに入ってみてください。毎週土曜日に自由参加形式で行っているメンバー同士の定例会を覗いてみたり、WDRAC内で募集している求人情報を見ることができます。
具体的に活動に参加したい、何かできそう、という方はそこからワークスペースであるSlackの方にも加わっていただけたらと思います。
気になった方は、こちらのお問合せフォームよりご連絡ください。
お待ちしています!