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アドベントカレンダー
投稿者:松本 潤二
自分自身のこの一年の活動のふりかえり
昨年末から春にかけて
アニュアルレポートの作成を眺めつつ、イワンのサッカーチームが大会に参加してその報告を受けつつ年末年始の休暇へ。
久しぶりに娘1号2号とも会話をたくさんできる機会だった。娘2号がNPOの活動の一環でネパールの貧困地域に行き歌やダンスのワークショップをしてくるって話をした。なんだかいったい誰に似たんだろうwという思い。
春先に急遽、アンサングヒーローのサイモンか達から連絡があった。ウクライナの戦火で消防車が足りてないとのこと。イギリスの消防署から買い付けウクライナに送るらしい。とにかく購入費と輸送費諸々の資金が必要だから何とかできないかと。WDRAC内で急ぎ承認を取りクラファンの立ち上げに取り掛かる。本文書いて写真集めて、審査やら最速で走り抜け1か月ほどでスタート。とにかくあわただしかった。
春から夏にかけて
春先はとにかく消防車クラファンのことで頭がいっぱい。仕事も新しくスタートしたプロジェクトがありとにかくバタバタ。
FacebookやSNSで呼びかけを行うとともに、MessengerやLINE、メールで知人にクラファンのお知らせを送る日々。久しぶりに連絡を取る人も多く、一人ひとりにちょっとしたコメントや近況報告を添えながら。多くの呼びかけはスルーされる中、懐かしい人とのひとときの会話を楽しむこともできた。支援は難しいけれど「元気にしてる?」と声をかけてもらえるだけで十分にうれしかった。
クラファンは他のメンバーの頑張りもあって大幅に目標を超え、追加で車両購入に至るまでの結果を出せたのが何よりだった。もちろんクラファン終了後にも事後処理があり、なんだかんだで夏過ぎまではバタバタしていた。
夏から秋そして冬へ
いやはや、仕事がそこそこ忙しかったのもあるが、正直クラファンで疲れたというのが大きかった。加えて情勢はいまだ見えず、先行きが見通せない「支援疲れ」のようなものも顕著に。
現地への支援も少し落ち着き、支援先の団体や周辺の団体も資金調達に苦慮している様子がうかがえる。国から補助金を得ていた団体もそれがなくなったり、支援者が減ったり。どの団体も少し規模を縮小している感じがする。
一方で、停戦に向けた交渉や政治的な動きもあり、復興に向けた関係構築や取り組みの声が新しく聞こえてきている。なんだか複雑な気持ちになる。自分の心中はさておき、苦しむ人々が復興に向けて希望を見いだし、行動が進んでいくのであれば、それはおそらく良いことなのだろう。
我々の活動も5期目に入り、今しばらくは余力をためつつ、本来来るべき時──復興のタイミングを待ちたいと思う。