12月のこの時期は特別な季節に感じます。以前ドイツに住んでいた際は、クリスマスまでのカウントダウンにみんながワクワクしている印象でした。
実際、12月は日が暮れるのが早く、非常に寒い。この「ワクワク」は12月を乗り越えるための『知恵』のようにも感じました。

今日12月16日は、勝田がお届けします。WDRAC（ワドラック）では、広報を担当しています。が、なかなか活動に参加できていない現状です。

私がドイツ国際平和村で働いていたころ、一人の少年が夢を語ってくれました。

『　大きくなったら、お店屋さんになるんだ。
　　何を売るお店かはまだ決めていないけど。
　　とにかく、お店屋さんをするのが夢なんだ。
　　そして、街でぼくのお店は有名なの。
　　何か困ったことがあれば、あそこに行けばいいって。
　　みんな、何か困ったことがあったら僕に相談にくる。
　　僕はその相談を助けたい。
　　一人じゃ無理でも。
　　何とか考えたい。
　　とにかく、困ったことがあった時に、相談できる人になりたいんだ。　』

今、12月9日から23日まで、WDRACでは、アンサングヒーローの一人であるパトリッチアの活動を支援するためのクラウドファンディングを実施しています。

厳しい冬を乗り越えるために！
～パトリッチアの活動、ドブラ・ハタへの支援～
https://wdrac.org/news/crowdfunding20221209/

パトリッチアの相談を力いっぱい、支援、実行しているWDRACの活動を通して、ドイツ国際平和村での少年の夢を思い出しました。

日々の生活のなか、大事なものを忘れかけてしまうことがあります。非常に残念なことです。でも、きっかけに触れ、思い出せることがあります。大事なことを。
WDRACの活動や、活動を通して出会った人々は、その大切なきっかけをたくさんくれます。大事なものを見失うことなく、自分にできること（小さくても）を、考え行動していきたいなと思います。