12/9、皆さんはお元気ですか？😄
今日の記事は、ドイツのベルリンからShuka El Aidouni-Yamaguchiがお届けします。WDRACでは現地で活動する支援者（アンサングヒーロー）達と日本のメンバーとの間でコミュニケーションを取るための通訳や翻訳を担当しています。

W杯カタールもファイナルに向かい、盛り上がる中、あっという間にヨーロッパは冬になりました。最近のベルリンは、0〜マイナス6℃くらいが平均気温でとても寒く、午後4時にはもう真っ暗になりますが、私は元気です！

ドイツ毎年恒例のクリスマスマーケット🎄が街のあちこちにあり、キャンドル🕯を灯したりどこの家の窓やバルコニーにある、クリスマスの星🌟の灯り飾りがあるので、冬を楽しんでいます。

現実的な話をすると、ドイツはロシアからのガス供給がストップしているので、私は家の中のセントラルヒーティングの温度は極力下げて使用中。今年の冬は凍えるのかな？と思ったけれど、湯たんぽや電気ヒーターが大活躍しているので私はそこまで困っていません。（物価はめっちゃ高騰しているけどね😥）

そんな中、電気、水道、ガスがストップしているウクライナは、この寒さの中でみんなは大丈夫かなぁ…毛布やジャケットなど足りているかなぁ、と考えます。

ドイツのメディアでも、取り上げられるニュースの内容は相変わらず、プーチンやゼレンスキー大統領の動きの報道と、被害を受けたウクライナ地域のニュースが流れます。が、報道時間は少し短くなった気がします。InstagramやYouTubeでは、今でも被災地の速報はすぐ読めます。

普段の生活で、ニュースでその国の報道を見なくなると、結構忘れてしまうのかもしれない。
でも、極寒の中、今でも戦争の被災者はたくさんいて、今日も生きていることを思い出すと、まだまだ世界中からの色々な形の支援が必要だな、と感じます。

それは、ウクライナはもちろん、現在も厳しい環境下にあるアフガニスタン、シリア、イラン、スーダン、アフリカその他国、ウイグル族やアジアも同じ。
支援や助けが必要な人が、世の中にはたーーくさんいます。

ふとした瞬間、その人達のことを思い出すだけでもいい、Instagramの記事やニュースをシェアしたり、実際に寄付をしたり、寄付する方法や情報をシェアすることでもいい。
もし目の前にその国の人がいたら、街で声をかけて話をしてもいい。知らない国について、少し図書館で調べたり勉強してみてもいい。

「支援」って、色々な形がある、と思うから、ちょっとずつでもいいから、是非トライしてみてほしいです。

それは、自分のことも大切にし、家族や友人、仕事の仲間を大切にすることにも繋がるはずです。
ニュースに写る人は、「遠い国の知らない誰か」だけど、彼らも同じ趣味を持っていたり、自分たちと同じ学生や、お母さんお父さん、子供や孫だったりする。

全世界を一度に救えなくても、寒いなと思っている人が少しでも温まったり、お腹すいたなと感じていた子が、美味しいなと笑顔になれたり。少しの寄付や支援は、必ず大きな力になります。

今年のクリスマス🎄は、どの被災地でも幸せな気持ちが広がるといいな、とお祈りします。

私も年末の最後の仕事まであともう少し、頑張ってこよう😀

WDRACでは現在、ルーマニアで支援活動をしているパトリッチアが運営する、避難者のための施設「ドブラ・ハタ」に向けた特定支援寄付を受け付けています。ご協力お願いします。

厳しい冬を乗り越えるために！～パトリッチアの活動、ドブラ・ハタへの支援～