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アドベントカレンダー
投稿者:長尾彰
アドベントしていること
アドベントという言葉について、調べてみました。
この「アドベント」という、ラテン語の「来る・到来」という意味の単語です。
イエス・キリストの降誕を待つ、という意味合いで、一般的にはクリスマス前の4週間を指して「アドベント」と呼ばれています。
この「アドベント」という言葉は、英語の「アドベンチャー」の語源でもあります。
そして「アドベンチャー」はご存知のように、「冒険」という意味があります。
僕はこの世界から戦争(暴力・武力を用いて自由を奪うこと)が無くなった未来が到来することを、心から待ち望んでいます。
理由はとても単純です。
この世界で同じ時代を過ごす人たちは、すべて自由に生きることができるし、誰かによって(ましてや政治的判断によって)生殺与奪をされるべきではないと信じています。
人は皆、その人の「生」を全うすべきです。
一方で、この未来はただ待っていたってやってくるわけではありません。
このウクライナ戦争がそうであるように、人は過去から現在まで自由を求めて争ってきました。
それぞれの正義を主張してぶつけあってきました。
でもさ、もう暴力と武力でどうにかすんの、やめようよ。
と、僕が声を上げたところで、目の前の現実は変わらない。
だから、まずは目の前の、「戦争で困っている人たち」を支えたいと思ったのがWDRACを始めた理由です。
アドベンチャー、冒険。
険(けわし)きを冒(おか)す。
やったことがないことを、やってみる。
WDRACでの取り組みは、僕にとってはアドベンチャーです。
待っていても、戦争はなくなりませんし、戦争をなくすために何かをする
冒険が必要です。
「戦争で困っている人たちのために行動する」って、僕にとっても初めての取り組みです。
この冒険は、長い時間がかかるだろうな、と思っています。
世代を超えて継がれていく冒険になるだろうな、とも思っています。
僕たちがこの活動を通じて、国や文化や宗教や価値観の違いや立場を超えて関係性を育んでいくことが、「戦争が無くなること」に近づいていく。
その時をアドベントしたいと思います。
12月25日までのアドベントメッセージ、どうぞ受け取ってください。
長尾 彰