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投稿者:WDRAC 広報チーム

ルーマニア滞在記 Vol.3

 

 

自分が2週間いた中で支援センターに2回、100組という規模のウクライナからのご家族がこられて、それ以外は平日で大体10〜20名、週末で30〜40名の方が訪れる。

平日はわりと時間の流れがゆったりしていることが多い。

支援センターの掃除と支援物資の仕分け、整理がほぼいつもやること。

それに加えて、まだ支援センターの内装が完成していないので、床を貼ったり、壁にペンキを塗ったりという作業があった。

 

最初の1週間目は、支援センターの中で自分ができることを探してやる、誰かがやっていることをお手伝いする、という日々。

仕事がひと段落すると休憩をとって、皆んなでコーヒーを飲む。

その時にいつも、お菓子をくれる。

けどそのお菓子は避難してきた人たちに配る支援物資の中からなので、さすがに自分はもらえないなと思って、大丈夫だよ。と最初のうちは断っていた。

そのうち、「遠慮しなくていいよ!」みたいな感じで半ば無理矢理渡されるようになり、、おばちゃんの勢いは世界共通だな、と思う。笑

皆んなで休憩して、一緒にお菓子を食べよう。という気持ちはありがたいので、だんだん断るのも申し訳なくなってきて、途中から
「スパシーバ!」(ありがとう)
と言って受け取るようにした。(後でこっそり返したけど!)

 

長期滞在になると洗濯して乾いたものをすぐ着るので、ほぼいつも同じ服を着ている。

だからなのか、皆んなで洋服の整理をしているとある日、
「好きな服選びなよ!」
という感じになり、
「どんな服が好き?」
「これはどう?」
と言いながら、色々服を着せられた。

「ハラショー!ハラショー!」(いいね!いいね!)
と言いながら、上下3〜4枚とか渡してくる。笑

ホントにハラショーと思ってる!?変じゃない!?笑 と思いつつ、楽しかった。

この時は、これから一緒に生活していく仲間に入れてもらえているような感覚になって、すごく嬉しかった。

新しく寄付された洋服が来ると、皆んなまず、自分好みのものがないかどうかを物色して、自分用にキープしておくのもおもしろい。

どこの国でも女の人はやっぱり、オシャレが好きなんだなぁ。

Vol.4へつづく)